インドネシア債券に投資できる「HSBC インドネシア債券オープン(毎月決算)」

2012-03-14

純資産額最大のインドネシア債券ファンド

 2012年2月末時点の純資産額は120億円と、インドネシア債券を主要投資対象とした国内の追加型株式投信では、最大規模のファンドです。 

図表1 インドネシア債券ファンド

図表1 インドネシア債券ファンド

地域に密着したリサーチに強み

 マザーファンドの運用は、HSBCグローバル・アセット・マネジメント(香港)リミテッドのインドネシア債券運用チームが行っています。ファンドマネジャーがアナリストも兼務しつつ、最新の情報を利用し機動的に対応をしています。現地拠点の運用チームによる地域に密着したリサーチが強みと言えます。

過去1年間で27.71%上昇

 2012年2月末までの過去1年間のトータルリターンでは27.71%となり、カテゴリー内第2位(全33本)、インドネシア債券ファンド内で第2位(全4本)と相対的にも優秀な運用成績のファンドと言えます。当ファンドの分配金をみると、2010年11月に60円(税引き前、1万口当たり)に初分配を行い、2011年4月には70円(同)へ引き上げており、安定した分配金支払いを継続しています。

図表2 設定日からの基準価額(配当金込み)とインドネシア・ルピアの指数推移

図表2 設定日からの基準価額(配当金込み)とインドネシア・ルピアの指数推移

※ 2010年9月を100として、円/インドネシア・ルピアの為替レートを指数化

なぜ、インドネシア債券が注目されるのでしょうか?

 米国の低金利政策の長期化や欧州中央銀行(ECB)の大量資金供給、新興国の相次ぐ利下げを背景に、投資家のリスク選好度が徐々に回復してきています。欧州債務危機の収束には、まだ紆余曲折が続くと予想されるものの、このような環境下、海外投資家の熱い視線を集めている新興国の一つがインドネシアです。

 図表3で示す通り、インドネシアは健全な財政状況と堅調な経済成長を維持しており、公的債務残高の対GDP比は、2011年末には約25%台の水準まで低下とされています。また、経済成長をみると、2011年10-12期のGDP伸び率は、前年比6.5%増となり、2010年の年率成長率から加速しています。同期間には、インドネシアの中央銀行が金融緩和に踏み切っていますが、2012年2月の消費者物価指数(CPI)も前年同期比3.56%上昇と1月の3.65%に比べても縮小し、2010年3月以来の低い水準で収まっています。

図表3 インドネシアの実質GDP成長率とGDPに対する公的債務高の比率

図表3 インドネシアの実質GDP成長率とGDPに対する公的債務高の比率

出所:IMF(国際通貨基金)データ(2011年9月時点)よりモーニングスターが作成。
一部IMFの推定値も含む。米ドルベース

 この良好な経済のファンダメンタルを背景に、2011年12月の格付会社フィッチ・レーティングスに続き、2012年1月にムーディーズがインドネシア政府の長期債務の格付を投資適格級に格上げしました。

 加えて、対円での為替レートを主要アジアの新興国と比較しても、インドネシア・ルピアは相対的に堅調に推移しています(図表4)。

図表4 主要アジア諸国の対円為替相場 (2008年12月を100とした推移)

図表4 主要アジア諸国の対円為替相場 (2008年12月を100とした推移)

出所:モーニングスター作成 2008年12月末の対円為替レートを100として指数化

 図表5.には、為替ヘッジを行わずにインドネシアの債券を主な投資対象とする国内の追加型投信をピックアップしています。上記で述べたようにマーケットの好環境を受け、2012年2月末まで6カ月以上の運用期間を持つ4本のファンドのトータルリターンは、概ね好調な運用成績となっています。2012年2月も、市場予想に反してインドネシア中銀は利下げを行いました。継続的な利下げはインフレ圧力に繋がるとの懸念があるものの、投資家のリスク選好度が回復するにつれ景気の強さと信用力上昇を背景に、債券・株式市場への資金流入が加速することが期待されます。

図表5: インドネシアに投資する主なファンドの運用成績

ファンド分類 ファンド名 運用会社 純資産額
(百万円)
トータルリターン 標準偏差
6カ月 1年 1年
国際債券・
エマージング・単一国
(為替ヘッジなし)
ダイワ・インドネシア・ルピア債(毎月分配型) 大和 5,663 14.32% 29.30% 14.10%
HSBC インドネシア債券オープン(毎月決算) HSBC 12,073 11.87% 27.71% 13.11%
インドネシア債券ファンド(毎月分配型) ユナイテッド 208 7.29% 21.46% 13.19%
インドネシア・ソブリン・F(毎月決算型) 中央三井 22 5.25% 9.41% 10.88%
明治安田 インドネシア債券ファンド(毎月) 明治安田 619 設定日からの運用期間が
6カ月未満
国際 インドネシア債券オープン(毎月決算型) 国際 573
インドネシア・ボンド・オープン(毎月決算型) 大和 112

出所:モーニングスター作成、2012年2月末時点、DC、SMA、ETFを除く

>>「HSBC インドネシア債券オープン(毎月決算)」モーニングスターのサイトはこちらから

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